爆サイの削除・開示請求(2020版)

2020.11.12

爆サイ(bakusai.com)管理者

爆サイの管理者は、長らく「爆サイドットコム係」としか公表されておらず、過去にはBRUNAシステム( http://bruna-system.com/ )であるとか、「今村秀喜」であるとか、さまざまな情報がありました。
しかし今年(2020)2月、メディア各社が以下のような報道をしたことで、爆サイ運営会社が明らかとなりました。
もっとも、Aegate社は、爆サイの広告代理店だと主張しているようです。

インターネット広告会社「Aegate(エーゲート)」社長、(中略)同社はインターネット無料掲示板「爆サイ.com」を運営し、多額の広告収入を得ていた。

https://www.sankei.com/affairs/news/200220/afr2002200006-n1.html

なお、この報道の前から、Wikipediaの「したらば掲示板」の項目には「爆サイ.comを運営するエーゲート株式会社に譲渡」という表現が存在していました。現在の版では確認できませんが、2019/11/2 16:44の版には記載があります。

この刑事事件は、2020/10/5に判決が出ています。

東京のインターネット広告業「Aegate(エーゲート)」社長、A被告(49)に東京地裁は5日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。同社はインターネット掲示板「爆サイ.com」を運営し

https://www.sankei.com/affairs/news/201005/afr2010050022-n1.html

爆サイに削除請求や開示請求を送ると、「株式会社トラスト」と名乗る会社から回答が戻るようですが、よくある名前のため、法人登記がどこにあるのか判明していません。

もっとも、エーゲートに削除仮処分を実施すると、爆サイ.com係に転送され、削除してもらえるようです。

2020年10月12日、エーゲートはフェイズ(法人番号:0110-01-071898)に社名変更しました(https://www.phase1.net/

爆サイの削除請求

爆サイ(http://bakusai.com/)の記事の削除は,各スレッドの削除フォームから依頼します(http://bakusai.com/del/)。

爆サイの削除請求ボタン
スレッドの一番下にある「削除依頼」ボタンをクリックします
爆サイの削除請求フォーム
削除依頼の情報を書いて送信します

法的措置(削除仮処分)が必要になるとき,かつては「BRUNAシステムこと○○」として個人を相手に請求していましたが,今後は上記のAegate社を債務者にするものと考えられます。
なお、2018年2月の調査結果によると,新宿区の法人がサーバー管理会社のようですので,こちらに削除仮処分申立をすることもできると思います。

爆サイの開示請求

爆サイにIPアドレスの開示請求をするには,「弁護士・法務関連の申告窓口」(https://bakusai.com/inq_pro/)から依頼します。この画面からIPアドレスの開示請求をすることで,任意開示を受けることができています。
法的措置が必要になる場合の手続は,削除請求の場合と同じです。

爆サイの弁護士用フォーム
削除請求とIPアドレス開示請求のどちらかを選んで申請します。

爆サイの投稿先URLと接続先IPアドレス

NTTドコモの発信者情報開示請求には「投稿先URL」「接続先URL」というものが必要となります。多くのサイトでは、ソースからformタグのactionを書き写せば何とかなるのですが、爆サイは特殊です。
たとえば「form action=”/thr_rp1/usp=a7c137b1149t8467290uq61001292/” method=”post”」のようになっており、このスレッドのケースでは、スレッドURLの「acode=7/ctgid=137/bid=1149/tid=8467290」に、aの値、cの値、bの値、tの値(スレッドNo.)が対応しています。そして、「uq」の次の数字は、画面を開くたびに変わります。そのため、事後的に、投稿者が投稿した際の投稿先URLを読み取ることは不可能です。

そこで、「bakusai.com係」に書面で問い合わせても「抽出できませんでした」という回答しか戻らず、多くの弁護士が発信者情報開示請求を断念してきました。
しかし2020/5ころの運用状況では、最初からドコモ用の「接続先URL」と、KDDI・ソフトバンク用の「接続先IPアドレス」を最初から回答書に書いてくれています。そのため、自分で調査したり、爆サイに接続先URLだけ開示請求したりする必要はありません。
もし、回答書に接続先URL等の記載がなく、あらためて開示請求しても「抽出できませんでした」という回答が戻ったら、運営会社に対する調査嘱託を検討するとよいでしょう。実際、この方法で接続先URLが開示されたケースがあります。

2020/10ころの運用状況では、回答書に接続先IPアドレスは記載されていないようです。このサイトは、7月頃、接続先IPの変更がありましたので、そのころのIPアドレスは、今から疎明するのは難しいかもしれません。

爆サイもSSL対応となってきており、2020年12月1日までは、ドコモの発信者情報開示請求は待つのが良いでしょう。

接続先IPアドレス

期間IPアドレス
2020/7/17~2020/11/1252.192.34.105
54.178.19.156
54.238.247.173
2020/7/13~2020/7/16103.6.60.11
103.6.60.15
103.6.60.19
221.116.39.66
221.116.39.67
52.192.34.105
54.178.19.156
54.238.247.173

  • 2015/03/15 作成
  • 2020/05/13 更新
  • 2020/06/26 更新
  • 2020/07/01 更新
  • 2020/08/28 更新
  • 2020/10/05 更新
  • 2020/10/30 更新 接続先IPについて
  • 2020/11/12 更新 エーゲートの社名変更