掲示板などの投稿用フォームで「送信」ボタン,「投稿」ボタンなどをクリックした際,入力した情報が送信される先のURL。
東京地方裁判所民事9部におけるインターネット関係仮処分の処理の実情(判タ1395号29頁)の脚注では,「IPアドレスが1秒に複数回切り替わるプロバイダの場合,IPアドレスとタイムスタンプだけでは投稿者を特定できないときがある。そのような場合,閲覧用URLとは別に投稿用のURLの情報を用いて投稿記事を投稿した者を特定することが必要になるときもある。」と説明されているが,ここでいう「投稿用URL」も同じ趣旨の用語。ただし,投稿用URLと書くと,コンテンツプロバイダの管理者が投稿フォームのURLだと誤解するため,投稿先URLまたはPOST先URLと表現するのがよい。
一般的には,HTMLソースに記載されているformタグのaction属性の値を指定すれば,多くの場合,ログが特定できる。